80年代半ばに、奇抜なルックスのレコジャケだけで、当時の私のハートを直撃した「SION」。
髪の毛を逆立て、眉毛全剃り、化粧をしたそのいでたちは、音を聞く前から「これは、私のあれだな!」と、直感しました(激)
はじめレコードを買って聴いた第1曲目は、ちょっと尾崎っぽいのかな〜などと少し思ったのですが、その後の「俺の声」「SORRY
BABY」などは、自虐的、そして感傷的なその歌詞・曲調で、その当時の自分と見事にオーバーラップし、即「お気に入り」(笑)に追加してしまいました!(SORRY BABYはなんと、福山雅治もカバーしています!)
衝撃のSIONの映像はこちら
ファーストアルバムは、まあ「なんかいいな〜」的な感じだったんですが、次にセカンド「春夏秋冬」で、自分の中では「ブレイク」してしまいいました。
ファーストよりも大人っぽく、落ち着いた感じで、より自虐的で悲観に満ちた音、それをあのハスキーボイスで語りかけるSIONに、強烈にひきこまれたのを今でも覚えています。
ちょうど、都市部の専門学校に通うため、ひとりぐらしを始めたころであり、そのころのこころぼそさや不安感、自暴自棄感などを本当に代弁してくれ、なぐさめてくれる兄貴的存在。
また「KNOCK ON THE HEART」の破壊的な曲も、相当パンク感を出しており、社会への不満、やりきれない気持ちが、心に突き刺します(ノックオンザハートって〜だけに...)
☆KNOCK ON THE HEART☆
生活も破天荒そのものだったようで、若い頃からお酒がおすきで、20代後半くらいからは朝から飲んでいたそうです。
ライブもぐでんぐでんに酔っ払って、寝ながら歌っている映像も相当みてます(笑)
私もあこがれて(っていうのかな〜?)、バンド練習のときもビールの見ながら参加したりして、みんなの失笑をくらっていました。。。
アルバム「SIREN」のときは、髪の毛半分「全剃り」で、破天荒も頂点に達しましたが、その理由がきいてびっくり、当時の彼女と喧嘩して、寝ている隙に髪の毛燃やされたとか....(怖)。いろんな経験しすぎです。シオンさん(笑)
そんなやんちゃな時期を少し過ぎると、今度はおしゃれとは相当ほどとおい「浮浪者ルックス」で登場し、ひげもぼうぼう、髪の毛も何日も洗ってない(ような)、ボロキレをまとったような衣装......「どうしたの?」ってくらい変貌したSIONに、ちょっとびっくり!
曲調は以前にまして、悲壮感漂うようなサウンドで、「もう、俺だめだ〜」的な感じを受けました。自殺なんてしないでよ〜なんて、本当に思って心配してました(笑)
でもアルバム出すごとに、そのときどきで、心にしみる音を聞かせてくれるんだよね〜。
本当、落ち込んだときは暗い曲を聴くと心が浄化される....っていうけど、こういうときシオンの曲は最高です(笑)
本当にすっきりします。(朝から聴く感じではないけどね(笑))
その後は、昔テレビのCMで採用されていましたが「ありがてえ」(焼酎のCMだったような気がする。仙道敦子がでてたっけ。)がヒット。
その頃には、もう味のある落ち着いた音楽が定着し、詩も前向きな、そんでいてしみじみくるサウンドを提供し続け、いまにいたっています。
☆早く帰ろう☆
SIONは、一人で酒を飲むときにお勧めです!ぜひ、夜のおともに。。。。。
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